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3月, 2010の投稿を表示しています

小さな改善の大きな効果

日経Web版がアクセス集中でつながりづらくなったとのことですが、これが恒常的に続くようだと、「ニュース」媒体としてはあまり感心できません。 人は、新聞や雑誌などの紙をめくっているときは「めくる」という動作中のため脳もそれなりに動いていますが、 Webの場合はクリックしてから表示されるまでは「表示を待っている」状態であり、あまりに表示速度が遅いとストレスの要因となります。 ある調査では、3秒で遅いと感じる人が約3割、5秒で遅いと感じる人が累計約7割に達するとのことです。 それはそのまま顧客の離脱へとつながっていきます。 逆に、遅いよりも速いほうがよいということを、実現レベルで理解しているのがgoogleです。 googleの10の行動原則のうちの一つが「遅いよりも速いほうがよい」というものです。 日本ではyahooも同様の動きをしていますが、最終的な実現レベルまで落とし込まれているかというと疑問な点もあります。 (検索部分は速いのですが、それ以外では遅いページもあります) 日本のyahooの全ページが今よりも0.1秒ずつ速くなったら・・・、 日本全体で月100万時間の「待ち」時間が節約できます。 その0.1秒が大変ではあるのですが。

根本から解決を

大学の准教授をしている同級生とランチをしました。 ・授業には出なかったけど単位がほしいとメールで送ってくる学生がいる ・日本語検定を受けさせると、日本人の学生より外国人留学生のほうが得点が高い など、ショックな話もちらほら。 もちろん一部の学生の話ですが、かといって笑い流すこともできません。 会社で起きる問題の大部分は既に学生生活のときにあらわれています。 会社だけでその解決を図るのではなく、大学とも一体となって社会生活の基礎を伝える場が必要です。

常識と定義

あるシステム開発案件で、「画面フロー図」を作成して、それを相手方に確認してもらっていました。 もう何十ページと確認してもらったあとで、「この画面フロー図は書き方のルールがぶれている」と突然言われました。 我々としてはぶれているつもりは全くなく、整合性はとれていたのですが、どう説明しても理解してくれません。 10分話し合って気づいたのは、 「画面フロー図で書かれている四角形の枠はボタンだと思っていた」 とのことです。 画面フロー図で四角形といったら個別の画面自体で、それらを線でつなげていくのが画面フロー図だと思っていたのですが、それは一部の人たちだけの常識で、一般の常識ではありません。 最初に、定義を明確にしなかったのも混乱の原因です。 その他、いろいろなこちら側の不手際があって、誤解を拡大させていました。 常識はまず疑ったうえで表現を考える、丁寧に確認していく、基本です。

北風と太陽

私と2歳になる息子は、この寒い冬でもベッドで布団をかぶらずに寝ていて、よく妻に怒られています。 いくら怒られても寝ているときのことなので直らないです。 ある日妻ははエアコンの暖房を切ってリモコンを隠しました。 それから私と息子は、いい子で布団をかぶって寝るようになりました。 このことは、二つの相反する示唆を含んでいます。 ・結果を直接的に責めても意味はない。原因を直撃して結果を直す。 ・結果を変えようとするのは目的があるからだが、その結果を変えることで目的は達成できるか。 布団をかぶらない(結果)と、風邪をひいてしまうので、 風邪をひかないように(目的)、暖かい部屋(原因)を寒くすることで布団をかぶらせる。 目的と原因と結果。 見誤っていけないのは目的です。

1日の判断回数

人の1日の判断回数は4万回だとどこかで聞きました。 モノを取る。人を見る。文字を書く。それぞれの動作にも判断が働いています。 無意識の判断や、一連の動作の中での判断は別として、意識的なビジネス上の判断だけでも相当な数にのぼるはずです。 そのたびに、その判断による影響がどこにでるか、どのような反応がくるかを予想し、修正を加えて行動に移していく、まさに日々判断、日々行動です。 判断から逃げていたり、その訓練から遠ざかっていると、少なくともビジネススキルは伸び悩むことになります。