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フォーティナイナーズの失敗とその周辺の成功

1848年にカリフォルニアで金が見つかったことにより、翌49年にカリフォルニアに殺到した人を49ers(フォーティナイナーズ)と呼ぶ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BA 彼らは一攫千金を夢見てカリフォルニアに向かったが、所詮露天掘りで川から砂金をすくってというようなものが長続きするはずはなく、多くの者が結局破綻したという。 むしろ成功者はその周辺にいた。 リーバイ・ストラウスが採鉱者向けに丈夫なジーンズを販売し、 ヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴが、金融サービスを提供して、現在のウェルズ・ファーゴの原点となるなどした。 流行に踊らされず、流行に踊らされている人たち向けに新たなニーズを満たすサービスを提供する。 今にも通じる教訓である。

端末検証工数が膨大に

ある顧客企業から、以前我々がつくったシミュレーションツールを参考に、ほかの商品にもシミュレーションツールを導入したいと相談がありました。 以前といっても1年も経っていないのですが、見積もりを算出してみると端末検証の工数が3倍になっていました。 android端末の拡大...

住みやすい街

カカクコムが運営する不動産情報サイト「スマイティ」では、住みやすい街を自治体ごとの公表データをもってランキング付けしている。 こういったデータの活用方法は有用。

サイトから感じる証券取引所らしさ

証券取引所といえば、金融商品の取引が行われている本家本元であり、 そのサイトには有用なデータが多く掲載されている、と思われます。 しかし、実際にNYSE(ニューヨーク証券取引所)のサイトを見てみると、 いま流行りのミニマルサイトになってしまっています。 https://www.nyse.com/index 上場企業の情報はどこにあるのか、最新情報はどこか、 上場審査にあたっての手順はどこにあるのか、 まったくわかりません。 ミニマルにしたかったから、パララックスにしたかったから、レスポンシブにしたかったから、 という根拠の無い理由で、多くのユーザーにとっての利便性を損ねさせることになっています。 一方新興市場のNASDAQでは、少し古めのデザインに豊富な情報、とまではよかったのですが、 広告がバンバン掲載されています。 http://www.nasdaq.com/ NASDAQのサイトを見ているのに、日本のうちの近所の不動産のバナーが出た日には、 アメリカの証券取引所のサイトを見ている気分はまったく吹っ飛んでしまいます。 これもブランド感を下げている要因になるのでしょう。

タブレットの最低クリック幅

iOSのガイドラインでは44pt。ただしアップルの人も、ボタンが重ならないのであれば22ptでよいと言っています。 この「22pt」ですが、1pt=1/72インチ、1インチ=25.4mmですので、22*25.4/72=7.76mmです。 では実際にタブレットにも対応するPCサイトの最低リンクエリアは何pxで作ればよいのかというと、 タブレット端末のサイズやppi、さらにはサイトの横幅も絡んで、結構複雑な計算式となります。 それよりはタブレットの実物と定規をもって、リンクエリアがだいたい7mmぐらいあるかを調べたほうがよいですね。

モラルと歯止め

黒猫のウィズにはまってます。 ポチポチ押すだけのガチャではなく、クイズ形式になっているところが、知的好奇心を呼び起こします。 「アボガドロ定数」とか、20年ぶりに聞いた言葉な気がします。 さて、黒猫のウィズに限らずソーシャルゲームには、ゲームにはまり過ぎないための仕掛けがいくつか設定されています。 基本的には「ライフ」のようなものがあって、一定時間ゲームをしていると、どんどんライフが減っていき、回復のためには時間を置かないといけないとか、 特に課金をしなくても、毎日少しずつログインをしていれば、自然と「宝石」が溜まったりとかです。 これにより、ずっとゲームをやりっぱなしということを避け、毎日コツコツと少しずつ遊ぶ、というモチベーションになっています。 健全です。モラルがあります。 ところが無課金でいられたらゲーム会社としては商売になりませんので、これらの「ライフ」や「宝石」をお金で買えるようにしているわけです。 そうすると、一転して先ほどのモラルは崩れます。 つまり、課金することによって、ゲームに時間的にのめりこみ、しかもお金がかかるという状態です。 次に進めないもどかしさや、同時にゲームを始めたまわりの人達が、どんどん先に進んでいるのをみて、自分も課金しようと思ってしまうのかもしれません。 結果として、ゲーム会社は表向きモラルのあるような顔をしながら、一部の歯止めの効かない課金ユーザーを同時に発生させてしまっているのです。 本来、ゲームの価値はゲーム自身にあり、その対価はゲームをする人すべてが支払うものだと考えます。 現在のソーシャルゲームは、ゲームのなかにある仮想的なデータに価値を出し、一部の人にゲーム開発費を負担してもらっているという状態です。 投機と違い、転売が目的で支払っているわけではないのでしょうが、仮想的な価値に支払う意義は、今後見出していかないといけないかもしれません。

予定は未定

予定通りに進まないこと自体が予定通りになっていないですか? 仕事は予定通りには進みません。 だからといって、予定を立てなくてもよいというわけではありません。 日次、週次、月次、年次の予定は立てるべきです。 それを毎日微修正しながら、最終目標に向かっていくこと、そして計画には必ずバッファーを設けておくこと、これが大事だと思います。

メディアは中立?

メディアは思想的に中立に情報を伝えるのが役目。 とはいえ、各社はスタンスを持っている。 であれば、明確に立場を表明すべき。 それを隠して、読者に迎合し、読者を誤った認識にさせるのはよくない。

叱ると成績があがるカラクリ

人を育てるにはほめるとよい、と言われながら、失敗には叱ってしまうことも。 叱る側も、何となく叱ったほうが効果があるように思えてきます。 これには平均に関する理解のなさが影響しています。 学校の成績で考えた場合、そもそも学力は上下にぶれながらも、長期的には...

キュレーションメディアの問題点

SmartNews、Gunosyに触発されて、ヤフーニュースもスマホアプリを改訂し、旧アプリは5月末をもって使用できなくなりました。 私自身は、旧ヤフーニュースアプリを愛用していただけに、残念です。 「でもニュースコンテンツは同じだろう」ということで、新ヤフーニュースアプリを使用してみたところ、何か違和感があるのです。 つまらないというか、情報がいっぱいあるんだけど、頭に入ってこないというか。 その理由はおそらくこういうことだと思います。 SmartNewsにせよ、Gunosyにせよ、どのニュースがその閲覧者にとって有益かを分析して、 それを動的に配信していくという点では素晴らしい技術だと思います。 また、アプリのUIも、めくるような感覚とか広がりとか、動きもいいです。 ただ、「それがニュースの編集か?」と聞かれると、とてもそう呼べたものではありません。 ニュースソースが配信したニュースタイトルをそのまま出し、並べ替えなどはユーザー分析結果に任せ、ということですので、このSmartNewsやGunosyに人の感覚は介在していないのです。 新しいヤフーニュースアプリもまさにそうです。 最終的なニュースコンテンツに至るまでの編集が不十分になってしまったのです。 <旧ヤフーニュースアプリ> トップ→18文字程度のタイトル(ヤフー作成)→編集されたトピックス画面(ヤフー作成)→個別のニュース(配信会社作成) <新ヤフーニュースアプリ> トップ→18文字程度のタイトル(ヤフー作成)→個別のニュース(配信会社作成) <SmartNews、Gunosy> トップ→個別のニュース(配信会社作成) 新ヤフーニュースアプリは、かろうじて18文字程度のタイトルは残りましたが、トピックス画面がなくなってしまったために、かえってキュレーションの意味をなさなくなってしまいました。 SmartNewsやGunosyの内容が頭に入ってこないのも上記の流れを見ればわかります。 私としては、旧ヤフーニュースアプリの構造を残している、スマホサイト版のヤフーニュースを愛用したいと思います。

いくつもの顔を持つ

1人の上司に常時監視されている状態で、クリエイティブな仕事はできないと思います。 複数の案件を同時にかけもちしつつ、様々な社会的なつながりを各所に持っておきますと、一つのことでうまくいかなくても、他のことで挽回ができます。 逃げ道を作ると言っているのではありません。 全ての社会的なつながりにおいて、ベストを尽くして貢献できるようにすれば、それが互いに刺激になってよい結果を生むでしょう。

韓非子も言及した説得の難しさ

凡そ説の難きは、説く所の心を知りて、吾が説を以てこれに当つべきに在り 説得が難しいのは、相手が何で動くかということを読み取って、自分の考えをそれに合わせて適用することにある。 名誉を求めている人に金銭的利益で説得してもうまくいかないし、 金銭的利益を求めている人に名誉を与えても意味はない。 えてして人を説得するときは、自分の考えをいかに相手にわかってもらうかに苦心してしまうが、韓非子はそうではなくて自分の考えを相手に合わせて柔軟に変化させろと言ってます。 最後の目的が達成できればいいのです。 そして人の心が変わりづらいというのは、2200年以上も前から言われていることだとわかります。

まずやる

先日テレビ番組で、ダウンタウンの松本人志さんが、 「松本さん、何か気分が乗らないなーというときないですか?」 と聞かれてました。 「ありますよ。舞台に立ってマイクを前にしても、あれ、オレ何やってるんだろう?というとき」 「でもそんなときは、まず何か話すんです。」 「そしたらまたこれがウケるから。(笑)」 この話、意外と重要です。 勉強、仕事、家事、掃除、誰しもやる気が出ないときはあります。 そんなときは一歩踏み込むことが打開策につながります。 「やる気の出ないときは、まずやる」 逆説的ですが、前進するコツだと思います。

高齢者産業の全体図

広島経済同友会(2014年3月)のレポートより。 高齢者に関する全体像がよくまとまっている。

曲全の道

老子で既に「昔の人が言ったこと」と紹介されているのが、 曲なれば則ち全し です。 曲がりくねった木のように役立たずであれば、身を全うできる、という意味。 肩肘張って、知識をひけらかし、オレがオレがと出て行けば、切られるのも早いでしょう。 自慢しないからこそ最後の勝利者であり、いばらないからこそ名声が長く続くのです。 自然体です。

木牛流馬

三国志演義のお話。 諸葛亮孔明率いる蜀軍は、北伐にあたっての兵糧輸送に、一輪車のような「木牛流馬」を開発・活用し、難道での食料補給を容易にした。 対する魏の司馬懿仲達も、その木牛流馬を捕獲し、自分たちの兵糧輸送にも役立つだろうということで、大工にまったく同じものを作らせた。 蜀軍は魏の兵糧輸送を襲い、木牛流馬を持ち去った。途中で魏軍に追いつかれると、木牛流馬の口のなかの舌をまわし、車止めを働かせて立ち去った。 兵糧を奪い返したはずの魏軍が木牛流馬を動かそうとしてもまったく動かない。 そのとき魔神の出で立ちをした蜀軍が現れ、車止めを解除して魏軍の兵糧を持ち去った。 ------------------------------ 「これは便利だ!」と思って、表面的なことだけ真似ても、その本質的な意味を理解しないとこういうことになるわけです。 Webサイトでも同じ話。 色々な理由があっての、そのコンテンツ、デザインになっているものを、 「他社がやっているから」という安易な理由で真似をしてもうまくいくはずありません。 なぜそのような施策を他社が行っているのか、深く考察したうえでの自社への適用を考えるべきです。

窮地での対処方法

人間、生きていれば何度もピンチが訪れる。八方塞がりのときもある。体が動かないときもある。 窮地に陥ったら咄嗟に前に出よ、と言ったのは、司馬遼太郎の小説のなかの上村彦之丞だったか。 窮地なのだから、止まったら落ちるのみ。 動いたら落ちるかもしれないが抜け出るかもしれない。見えなかったものも見えてくる。 咄嗟に積極的行動に出たほうがよい。

乗り越える時期

結婚、出産、子どもの教育、家族の病気、親の介護。 仕事ばかりをやっている人間にとって、きちんと時間をとらないといけなくなるタイミングがいくつかある。 一度リタイアするか、両立させるか。 金銭面で困っていなくても、キャリアプランとして困ることもあるだろう。 みな重い決断を下している。

インターネットバンキングのセキュリティ

東京スター銀行が、国内で初めて高度なセキュリティ対策を施したスマートフォンバンキングを提供したとのことです。 http://www.tokyostarbank.co.jp/profile/pdf/140414.pdf たしかにインターネットバンキングを悪用した金融犯罪は現在金融機関が本気で取り組まないといけない課題であり、どの銀行もここに注力してくるでしょう。 このシステムを提供したシステナ社へは今後問い合わせが増えるかもしれません。 しかし、セキュリティの世界はどこまでいってもイタチごっこになることもあります。 最終的には個人のセキュリティ意識をどこまで高められるかにもよります。 個人情報漏洩の原因はシステム的なことではなく、人為的なミスまたは故意によるものが多いのです。

なんでも自分で。

仕事を上から下まで全部自分でやるというのは、ある意味サラリーマンとしては吹っ切れている。 個人事業主ならいざしらず、分業が当然の大企業において、上から下までというのは普通考えられない。 そんな、たったひとりの力が、お金を稼げるだけの価値があるというのか。 そうはいっても、管理系、給与計算、財務経理などは専門部署があるわけだし、 キャッシュに追われなくてもよいというのは幸せかもしれない。 そのかわり、人の退職や異動や入社が頻繁に起こる。 その度に、もう一度考え方を伝えて、はやく一人前に稼げるようになってほしいと切に願う。 実際には、この労働力流動化の時代にあっては、余程のことでない限りずっと一緒ということはない。 社員で一緒に働くのか、会社対会社で対等の付き合いをしていくのか、仕事というものも変化してきている。 複雑に絡み合うスキルと人間関係の間にあっては、洞察力、調整力などが必要となってくる。

Webコンサルタントでも顧客の業界は学ぶべき

Webサイトの表面上のユーザビリティを指摘したり、実際にデザイン・HTMLを作ったりするのはもちろんですが、真のWebコンサルタントは、クライアント企業の業界の深い知識が必要です。 例えば私のほうですと、関連する法令などもすべておさえたうえでのWebサイトの提案となるわけです。 日本証券業協会が、営業員向けのガイドブックを出しています。 http://www.jsda.or.jp/shiryo/content/eigyouinguideh26.pdf 一義的にはこれは証券会社の営業員向けの資料ですが、 もちろん銀行のWebサイト案件を担当する際にも参考になりますし、 投信運用会社のサイトもそうです。 さらにいってしまえば上場企業のIRサイトの参考にもなります。 こういった表面だけではなく、裏側も含めた完全な相手理解が、プロジェクトを進めるうえでは重要と思います。

指揮官がすべて

「ダメな兵隊はいない。ダメな指揮官がいるだけだ」と言ったのは、カエサルだったかナポレオンだったか。 戦は指揮官がすべて、というのは昔からよく言われたことであり、 小説や漫画でもその趣旨で書かれることが多い。 現代の戦である企業の競争についても同じだろう。 上司の判断の一つ一つに部下は振り回される。外注先も振り回される。 本来、指揮する能力のない人間は、指揮をしてはいけないのだ。 そうすると、指揮をする能力のない人間を、指揮する立場に置いた上司が、もっとも無能な指揮官となる。 指揮をする能力のない人間を、指揮する立場に置いた上司を、その立場においた上司も、やはり無能。 同じ論理で、会社は社長まで、国は総理大臣まで行き着く。 「そんなピラミッド構造の下のほうまで責任を負えないよ」 というのは、言い訳にすぎない。 上記の論理に従えば、全ての社員の全ての責任は、社長が負っているのだ。 その気概と胆力のない人間は社長にしてはいけない。

岩瀬さんの新入社員メッセージに思うこと

2014年4月1日の岩瀬さんの新入社員向けメッセージ、「 毎朝、定時より30分前にきっちりした身なりで出社し、新聞を読んでなさい」というのは、まぎれもなく経営者としての、先輩モーレツ社員(古い?)としての本音だったと思います。 http://blog.livedoor.jp/daisuke_iwase/archives/7174438.html それを4月3日になって、あれはエイプリルフールでした、というのは見苦しい。 http://blog.livedoor.jp/daisuke_iwase/archives/7179196.html サービス残業だと言われようが、本心をきちんと認めたうえで、それで批判に対応していってもらいたかった。 岩瀬さんほどのバイタリティあふれる人が、後ろ向きになってはいけない。 でも、バイタリティを他人に押し付けるのもおかしい。

営業担当者は大変

私は「営業 兼 Webコンサルタント」ですので、自分が営業として顧客とコンタクトをとり、自分が受注したら、自分でコンサルティングを提供する、という流れです。 これだと、営業の段階での全責任は自分にあり、そこでヘンなことを言ってしまったり、 軽く「これもやりますよ」と言ってしまったことは、すべて自分に跳ね返ってくるわけです。 ただ、考えてみると、こういった職種はそんなにないかもしれません。 普通のWeb制作会社やシステム開発会社は、明らかに営業とプロジェクトマネジャーと開発担当者が分かれていますし、IT関連でなくても普通に仕入れと販売がある会社はすべて別々のはずです。 この仕入れと販売が別というのは、営業担当としては顧客に面と向かっている手前、顧客のためになることを考えてしまいます。 一方、社内で制作する人間あるいは、外注先の人にとってみたら、最終顧客の言うことに振り回され続けたらたまったものではありません。 私はこれまで「営業 兼 コンサル」って大変だよ、と考えていましたが改めます。 「営業専任はもっと偉い」 です。